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用語解説

鋳鉄 炭素を2%以上含む、鉄-炭素系合金。ケイ素、マンガン、りん、硫黄を含み、流れ性が良いため鋳造に用いられる。
炭素含有量が0.03〜1.7%の鉄-炭素系合金。性質を改善するためニッケルやマンガンなどを含む鋼は特殊鋼という。
機械的性質 引張強さ、降伏点、伸び、絞り、硬さ、衝撃値、疲れ強さ、クリープ強さなど、機械的な変形及び破壊に関係する諸性質。
靭性 じん性。粘り強さ。衝撃破壊を起こしにくいかどうかの程度。
残留応力 外力又は熱勾配が無い状態で、金属内部に残っている応力。溶接時には材料部分の冷却速度の差により内部応力が残留する。熱処理、冷間加工、鋳造などによっても残留応力を生じる。
加工硬化 金属材料は加工により外力が加わると、その結晶中に多くの欠陥(転位)が発生する。この転位が絡み合ってすべりを起こさなくなると結果的に硬化が起こる。
マンドレル 中空製品の内部の形状及び寸法を決定する押出ダイの中心部品。
軟鋼 鋼のうち炭素含有量が0.12〜0.30%のものを軟鋼という。建築用の構造材や水道管など一般的な用途に用いられる。
特殊鋼 炭素鋼(普通鋼)に他の元素を加え、特別な性質を持たせたものを総称して特殊鋼と呼ぶ。添加する元素としてはニッケル、マンガン、タングステン、モリブデン、クロム、アルミ等多様である。
イナートガス アルゴン(Ar)やヘリウム(He)は安定的な元素であり、高温になっても金属元素とは容易に反応しない。
高周波溶接 高周波溶接では直接高周波電流を流す場合(高周波接触抵抗溶接)と、コイルに高周波を流し誘電加熱する高周波誘導抵抗溶接がある。
高速度工具鋼 高炭素鋼にクロム、モリブデン、タングステン、パナジウム、コバルトなどの合金元素を比較的多量に添加した工具鋼。高速切削に適し、摩擦熱による高温によく耐える。
超硬合金 高融点金属の炭化物を主成分とする耐摩耗性の優れた、高硬度の粉末冶金材料。
サーメット セラミック質の非金属を金属相で結合した、耐摩耗性、耐酸化性の優れた粉末冶金材料。
CBN 刃部の材料に、多結晶立方晶窒化ほう素焼結体を使用したバイト。
スローアウェイ 三角形または多角形のコーナー(角)部を刃先とする取り外し可能なチップ。一つの刃先が工具寿命に達した場合に他のコーナーまたはチップに取り換えて作業を継続する。
タレットヘッド 2個以上の工具を放射状に取り付け、旋回割り出しを行う刃物台をタレットと呼ぶ。
加工硬化 金属材料は加工により外力が加わると、その結晶中に多くの欠陥(転位)が発生する。この転位が絡み合ってすべりを起こさなくなると結果的に硬化が起こる。
金属イオン 原子において、原子核の全正電荷数と電子の全負電荷数とが同じでないものをイオンという。金属の結合力は金属イオンが電子を共有することにより発生する。(金属結合)
ビッカース硬度 正四角すいのダイヤモンド圧子を一定の試験荷重で試料の試験面に押込み、生じた永久くぼみの大きさから、試料の硬さを測定したもの。
変態 温度を上昇または下降させた場合などに、ある結晶構造から他の結晶構造に変化する現象。磁気変態のように必ずしも結晶構造の変化を伴わないものもある。
疲労強度 疲れ強さ。金属は繰り返し荷重により生じる応力が降伏点よりかなり小さい場合でも疲労によって破壊することがしばしばある。
刷版 印刷版。画像部と非画像部からなり、画像部だけに選択的に印刷インキを受理させ、これを紙などに転移させて印刷画像を形成するための媒体となるもの。
溶接棒 溶接時の溶け込み部分を充填する必要のある場合には溶接棒と呼ばれる母材と同種の金属棒を電極として用い、両者を溶融させ供給源とする。
アルミナ 酸化アルミニウム(Al203)。ビッカース硬さがHV2000程度と高く、研削砥石の砥粒のほか工具へのコーティング材としても用いられる。
高融点材料 タングステンの融点は摂氏3400度であり、主要金属である鉄(1540度)やチタン(1670度)に比べ極めて高い。
合金の蒸着 蒸発源を合金とした場合、含まれる元素の蒸気圧に差があるため、単に加熱するだけでは困難となる。
鉄(鋼)は錆やすく、大気中など周りの水分と反応して酸化化合物ができる。錆を防ぐためには塗装、樹脂コーティング、めっきなどの表面処理を行って大気と遮断する必要がある。

 
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